今回は「自己肯定感」をテーマにした本、
水島広子さんの「自己肯定感、持っていますか?」を読んでみました。
いろいろ参考になることがありましたのでご紹介します。
それではいってましょう。
「自己肯定感、持っていますか?」by水島広子 を読んだ。ありのままを受け止めるための鍵。
こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。
今回は自己肯定感に関する本を読んだのでその本について書いてみます!
自己肯定感ってなによ?
自己肯定感とはなんでしょう?
その名の通り自己肯定感とは自分を肯定する事。
最近いろいろ場面で耳にします。
先日立花さんのセミナーでも話題にあがり、高め方についても学びました。
https://amakazusan.net/archives/3107
僕も以前から自己肯定感については考えることが多く。
決して高い人間でないなと自己認識はしていました。
実はそのセミナーを受ける前にこの本を買っていて読むのを先延ばしにいていました。
せっかくの機会なので読んでみる事しました。
自己肯定感が低いと
この本では自己肯定感とは「ありのままの自分」を認める事と書かれています。しかも空気みたいなもので具体的にあるというものではない。
自己肯定感の高い人は自分の悪いところを探すわけでもなく自分らしく生きている事。
逆に自己肯定感が低いという事は自分をいじめる事であり、自己否定や不安、無力感などにつきまとわれている。具体的な事例を6つのケースを例に挙げています。
確かに僕は自己肯定は高い人間ではないので、本書であげられていた例にかなり合致する事がおおかったです。
では自己肯定感を高めるにはどうしたらいいか?
それを鍵に読み進めていきたいと思います。
他人をリスペクトするって?
まず、前書きで驚いたのは
自己肯定感を高める鍵は「他人をリスペクトする」事にあると書かれています。
自己肯定なのになぜ他の人が関係のあるのだろうか?
僕の頭の中は「??」でいっぱいでした。
本書でいうリスペクトとは「ありのままの相手に敬意を持つ、尊重する」だという事。
これは相手のどこかが「優れている」という事からくる尊敬ではない。
何かしらの評価を手放し、その人が生きてきたそのものを尊敬するという。
本書の例だと
「努力をしないのにえらそうな事ばかり言う上司を見下してしまう」
そんな上司に対して「努力しない人間」と評価するのではなく、かけがえのない存在として尊重する。
実際問題なかなかそうはできないとおもいます。ただ、肝心なのは「評価すること」を手放すことなのだと。
なぜ他人をリスペクトすると自己肯定感が高まるのか?
ではなぜ他人をリスペクトすると自己肯定感が高まるのか?
これが最大の疑問でした。
自分の話なのになぜ他人をリスペクトする必要があるのか?
最初にも挙げたように自己肯定感とは自分をありのままに受け入れる事。自己肯定感の低い人はなかなか自分を受け入れられないと思います。
だから、自己認識より他の人への認識を変えていく。
他の人を受け入れられるようになっていけば、それを自分に向けていくことが出来るようになっていく。そうすれば自ずと自分も受け入れられていく。つまり自己肯定感も高くなっていく。
なるほど、ここで疑問が一気に解けた感覚です。
確かに、他の人を受け入れられない人が「自分を受け入れる」のはなかなか難しいですよね。
本当の繋がりとニセの繋がり
自己肯定の鍵はつながりにあるそうです。
本書では、対人関係の問題を起こさないようにする形だけの「ニセのつながり」と
相手をリスペクトして心でつながる「本当の繋がり」も2つあるそうです。
僕は今までなるべく人とぶつからないように、自分を抑えるようにと生きてきました。
そんなことをしていては自己肯定は高まるどころか、下がっていくばかりですよね。相手を一切リスペクトしていない。
相手をリスペクトしていく事で適正な距離を維持できるのだと思います。
まとめ
僕は今まで他人とぶつかってはいけない。自分を押し殺さねばならないという思いで生きてきました。結果自己肯定感を犠牲にしてきました。
でもそれではダメだったんですね。相手をリスペクトすら出来ていなかった。
本書をきっかけに相手を受け入れていけば、自分も受け入れるようになる。
少しでもいろいろな事の「ありのままを受け入れる姿勢」ができるようになればなと。
もちろん、自分自身で、自分を受け入れる練習も必要ですね。その話はまた別の機会に。
自己肯定感に悩んでいる方は一度読んでみると、何かしらの得られる物があると思います。
オススメの一冊です。
余談ですが今回から付箋を導入してみましたが沢山貼れましたね。
もう少し書評を、増やせたらいいなぁ。
今回読んだ本
こんな記事もかいてます
■「人目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと」by金光サリィ 自分の価値観を大切にする事の大切さ。
■『地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。』(著:斎藤一人)をよんだ。やらずして成功はなし。いざ動かん!
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