「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本(著:高田明和)を読んだ。HSPについてさらなる気づきを得られた1冊

 

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浜松医科大学名誉教授 高田明和さんの『「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本』を読みました。

この本は「敏感な人」が「苦しい」をどうすればいいについて書かれた本です。

HSPについての知識を深める為に今回手に取りました。

この本から読んでも十分にHSPについて知る事ができますし、知識の補強にもなります。

自分がHSPかも?と思ったら読んでみるといいかもしれません。
あまかず
あまかず
この本からでもOKですし。サブテキストとしても十分に使えます!

「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本(著:高田明和)を読んだ。HSPについてさらなる気づきを得られた1冊

こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。

今回はHSPについての本をご紹介します。

HSP関連の書籍を積極的に読書中!


高田明和さんの『「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本』を読みました。

この本はHSPについて書かれた本。HSPとは「ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person)」の略。「敏感すぎる」気質の人を表す言葉です。

なぜHSPの本を手に取ったのか?それは僕がHSPであるため、その知識を深める為今積極的に読んでいます。

先日も「敏感すぎる自分を好きになれる本」という本をご紹介しました。

昨今HSPについてはいろいろな方が本をだしており、ネットを含めると様々な情報があります。

玉石混交で何が正しいのかが分かりづらくなっています。

今回の本の高田明和さんは医大の名誉教授をされている方。

きっとさらなる情報を得られるに違いないと手に取った訳です。

読んでみると、基本的な情報はかわらずでしたが、

さらなる気づき、対策についても参考にしたい部分があり、なかなか勉強になりました。

HSPについてさらなる理解を深める


この本では幾つかの具体的な例を挙げてHSPについて解説しています。

当てはまる部分がたくさんあり「うんうん」と頷きながら読んでいきました。

ただ、基本的な情報は他の書籍と似た感じになっています。

なのでHSPについて詳しくしている人は流して読んでもいいかもしれません。

ただ、個人的にすごく面白いなと思った例が、ディズニーアニメの人気作「アナと雪の女王」を例に出した部分でした。

アナ雪に登場する「エルサ」はもしかしたらHSPなのでは?と仮定して、

彼女が抱える能力に関する苦悩はHSPの人達が過剰に反応してしまうのに似ている。

この部分はすごくなるほどなぁと。

アナ雪は僕も見ましたが、確かにストーリーを思い返してみるとエルサの抱える物にすごく心打たれる物があったことを記憶しています。

また「アナ雪」以外の話でも、

敏感な人は 「マイナスカードを集めてしまう」という部分にはすごく共感しました。

起きた事に対して
  • 「ああ、やっぱり」
  • 「自分は嫌われている」
  • 「自分はダメなやつだ」

と言う風にマイナスの感情を選びがち。これがマイナスカードです。

しかも、それを自ら望んでやっている。

これには納得でしたね。僕もついついこのマイナスカード探しをやってしまいます。

心のどこかで常にマイナスのカードをストックしているんですよね。

納得しまくりでした。

「敏感すぎる」にどう対応するか?


敏感に反応してしまう事に対する対策についてです。

基本的には他の書籍に書かれている

「自分の敏感ポイントを知る」ことだったり、「刺激要因を断つ」という部分は変わりません。

この辺については普遍的な対策なんですよね。

もちろんこれ以外にも対策は載っています。

なかでも、この本ですごく参考になった部分は
  • 「自分の考えに反論する」
  • 「自分で身を守る言葉を身につける」
この2つです。

自分の考えに反論する

「自分の考えに反論する」ですが、敏感過ぎる人って物事をネガティブに捉える事が多くなりがちです。

先ほど挙げた「マイナスカード探し」ですね。

マイナスカードをみつけたら自分でその考えに対して反論してみることが有効です。

例えば仕事を振られて断った場合、「自分は嫌われるんじゃないか?」と思ったとします。

それに対して「それは本当なのか?」などいろいろ疑問や逆の考えをぶつけて反論してみる。

思い込みを崩していく事が大切なんですよね。

自分で身を守る言葉を身につける

「自分で身を守る言葉」についてです。

言霊というよに言葉には力がやどります。

自分にいい影響を与える言葉を身につける事により,ついついネガティブに反応してしまう思い込みを解く。

という意味合いがあります。
  • 「すべては良くなる」
  • 「困ったことは起こらない」

という感じですね。

自分にいい影響を与える言葉は自分で把握しておきたいです。

『「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本』の感想


それでは今回読んだ『「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本』の感想です。

「HSPについてどんな気質なのか?」「どんな人がそうなのか?」「どう対策すればいいか?」など一通りの事は書かれています。

この本で十分基本的な知識を身につける事は可能になります。

なので、HSPについて何も知ら無い状態から読むときは通して読むことをおすすめじつす。

ただ、既にHSPについて知識がある。と言う場合はきになる部分を読むという補完的な読み方で良いかなと。

僕的には前半の具体例はすごく参考になりましたし、後半の対策についても新しい方法を知る事ができてとても勉強になりました。

いい一冊なのでHSPについて知りたい方、知識を深めたい方は読んでみてはいかがでしょうか?

今日のポイント

以上、『「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本』を読んだ話でした。

自分がHSPかもと思ったときはすごく、ネガティブになりました。

これからずっとしんどいのか~と若干ショックでしたね。

でも、ちゃんとHSPについて向きあって知れば知るほど対策もできるし、活躍もできます。

無知はやっぱり怖いなぁとつくづくそう感じました。

今後もしっかりと知識を蓄えていき、有効利用していきたいですね。
あまかず
あまかず
「マイナスカード探し」納得しまくりでした。これからは注意が必要ですね。

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