ひすいこたろうさん・大嶋啓介さんの著書 「前祝いの法則」を読みました。
この本は「予祝」という前祝いについて書かれた本です。
先に喜ぶと言うことはどういうことなのか?
どうやればいいのか?
ワークや実例もたくさん載っていてとても気持ちがいい本でした。
さっそくご紹介します。
「前祝いの法則」(著:ひすいこたろう・大嶋啓介 )を読んだ。「喜び・感謝」の先出しについて知れる本!
こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。
前祝いは大切なんです。その喜びが先につながるんです。
「前祝いの法則」を読んでみた!
最近僕の周りで聞き慣れない言葉を目にするようになりました。
それが「予祝」という言葉です。
予祝とはなにかというと
よしゅく【予祝】
あらかじめ祝うこと。前祝い。(デジタル大辞泉より)
言葉通りの意味ですね。
よくよく調べてみると、予祝は日本古来より行われている行事だそうです。
では、予祝とは一体なんなのか?どうやればいいのか?何が出来るのか?
具体的な方法を知りたい。
と言う訳でひすいこたろうさん、大嶋啓介さんの著書 「前祝いの法則」をよんでみました。
よんでみると「予祝」の大切さやすごさ、予祝の為のワークもあり、予祝について理解を深める事ができました!
予祝の奇跡とやり方
では、予祝って実際にどんな事が起きるのか?
この本にはたくさんの事例が書かれています。
例えば、
2014年にソチオリンピックで男子フィギュアで金メダルを取った羽生結弦さん。
彼はオリンピックに向かう飛行機の中で自分が素晴らしい演技をして金メダルを取って感動したところイメージしていたそうです。
また、プロ野球読売巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督。
現役時代にあった天覧試合のサヨナラホームラン。
試合前日に新聞に自分の名前と見出しを自分で書き足して予祝をしたんだそうです。
プロの選手だからできたんだろうと言う声もあります。
他にも、
- 2000冊の不良在庫を抱えた話
- 倒産寸前の居酒屋の話
- 小学生の縄跳びの話
など様々な予祝の奇跡について書かれています。
では、実際に予祝はどうすればいいのか?
僕はすごく難しく考えてしまっていたんですよね。
祈りを捧げなければいけないとか、儀式的な物があるとか。
実はそんなに難しく考える必要はありませんでした。
ただ、自分の願うことを祝えばいい。叶ったと想定して祝うんです。
それが「予祝」なんですよね。
簡単に言えば、朝起きたときに
「今日は一日いい日でした。おめでとう!」
という感じに一日がいい日だと決めて祝う形です。
予祝のワークも楽しい
とは言っても、実際に起きてもいないことをどう祝えばいいのか?
この本では幾つかのワークが紹介されています。
- 予祝スマイル
- 予祝決めポーズ
- 未来日記
です。
予祝スマイルは願いが叶ったときどんな笑顔をするか?
決めポーズも同じく願いが叶ったときどんなポーズするか?
どちらもまだ叶う前ですが過去の経験から自分がどんな表情だったり、ポーズをするか考えます。
実際にやってみると叶ってはいませんがなんかかなったような嬉しい気分になれます。
未来日記はノートや紙に叶ったときの状況を想像しながら書くと言う物。
ポイントとしては以下の3つを書き出す事
- 叶ったときの自分はどんな気持ちか?
- 誰がどのように喜んでくれるか?
- 夢が叶った未来はどんな様子で、自分は何をしているか?
こちらも想像力が必要ですが、スマイルや決めポーズをやっているうちになんとなくイメージが出来てくるのが不思議。
いろいろかきだしています。
最初は出来なくても次第に出来てくるんですよね。
ワクワクして楽しい気分になってきます。
本当に叶うのじゃないかな?という思いまで出てきてとても楽しいワークです。
これ以外にもワークはたくさん載っているので自分に合うワークを探すのは楽しいですね。
個人的にハマったワークは「予祝マンダラシート」。
問題点に隠れたチャンスを見つけ出すワークです。
解決したい問題に対して8つの質問で自問自答していく。
それをマンダラの様に仕上げていくと言う物です。
これが楽しくて、今抱えている問題点をノートに書きまくってやっています。
その後にMandalArtというアプリに落とし込んでマンダラを作って行くとう流れ
問題に対する着眼点がいろいろ生まれてとても有意義。
問題がワクワクに変わってとても楽しく考えられています。
喜びや感謝は先か?後か?
今回ご紹介した本をまとめると以下の様な内容です。
予祝という形で「喜び」の感情を先に出すことによってその後起こる結果も良くなる。予祝をしよう!
引き寄せの一種であるわけですが、この話題になると問題に事があります。
それが、感情が先か?後か?と言う話です。
僕自身この問題については正直答えは出ていません。
ただ、一つ感じることがあります。
現実に対して感情が後だと疲れるんですよね。
だって、嫌なことがあったらネイティブに捉えて落ち込んでしまうんですよ。
常に現実に対して怯えて生きないといけない。さすがに疲れますよね。
逆に、喜びの感情を先に出しておけばどんな事でもワクワクとして受け止められている。
トラブルや問題も、自分に対する成長を促す物と理解出来たらクリアも容易です。
だったらどちらを選ぶか?
楽しい、ワクワクする方を選びたい。
だから良くなると決めて喜ぶ。
これからも「予祝」として喜びの感情を前に出していきたいですね。
この本の感想
それでは今回の本の感想です。
すごく興味深くてワクワクする内容で楽しかった。
繰り返し読んで予祝についてもっと理解を深めたい。
「予祝」についてや、「喜び・感謝の先出し」の意味を知りたいという方にはオススメです。
感謝の先出しってなんだろう?
ってずっとおもってた。実際にはおきてない事を感謝できないと思ってた。
でもあらかじめお祝いする
「予祝」という形ならとてもわかりやすい。簡単に言えば、朝に
「今日1日いい日でした」
と決める事。これならとてもわかりやすい。
— あまかず@ブログコンサルとノート術 (@amakazuganma) May 30, 2019
一方でこんな感想もあります。
精神状態によって感想は分かれるのではないか?
今の心の状態が上向きや前向きな人が読めば、ワクワクに満ちていてとてもすごい内容です。
逆に今ネガティブだったり、苦しい人が読めば逆に辛くなるのではないかなと。
僕は前者でした。
しかし、後者の考え方もとても理解できます。
なぜかというと僕がかつて後者だったから。
後者の考え方の時、僕は「苦しい、今をなんとかしたい!」という心持ちが強かったです。
その中で「先のことを喜べ!感謝しろ!」というのは拷問なんですよ。
「未来じゃなくて、今をなんとかしたいんですお願いですから」
となってしまいます。
後者の考え方だったときの僕なら「予祝」の考え方を絶対に受け入れられなかったと言えます。
今思えば、本当であればネガティブや苦しい人こそ「喜び・感謝の先出し」を実践してほしい。
そのためにこの本を読んで欲しいともいえます。
もし、先出しが出来なくても喜びや感謝を常に抱くことはとてもいいことです。
仮に苦しくても、「喜び・感謝」の気持ちは忘れない様にしておきたいですね。
今日のポイント
以上、「前祝いの法則」を読んだ話でした。
予祝という言葉から普段聞かないので難しい内容と勘違いしがちです。
でも、本当は「嬉しい・楽しい」そんな気持ちで喜べばいいだけ。
儀式なんて必要ありません。
未来に乾杯と酒を飲めばいいだけなんです。
そう思うと簡単ですよね。
今からでも予祝はじめてみませんか?
今回紹介した本
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