「うつ病」を2度経験して僕が得た物


 

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僕は過去に2度うつ病を患った経験があります。

このブログでも多少うつについて語っていますが、それは2015年前後にかかった2度目のうつの話。

それ以前にも実はうつ病にかかっていました。

今では乗り越える事ができ普通に生活できるようになっています。

僕にとって「うつ病」ってどんな病気なのか?振り返って見ていきたいます。

あまかず
うつ病ってしんどい。僕のうつ病の体験を少しでも多くの人に知ってもらえたらなと書いて行きます

「うつ病」を2度経験して僕が得た物

こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。

今回は僕のうつ病の体験談です

過去に2度「うつ病」を経験した僕

僕は過去に2度うつ病になりました。具体的に言うと25歳35歳の時です。

とても苦しい経験でしたが、

今思うと自分に無理をしていたんじゃないか?

そして、自分自身について何も知らなかったんだなと

そんな風に感じるています。

この2回のうつ病は僕にとって決して「」ではありませんでした。

いろいろな事を気づくけて、変していけるような力を身につける事ができたんですよね。

おかげで今では普通に生活できるようになっています。

25歳 初めてのうつ病

僕が最初に「うつ病」だと診断されたのは25歳の時。

初夏の出来でした。

きっかけは仕事の人間関係。

当時中小企業で自分の上は社長というような職場でした。

ハッキリ言えば、会社の社長との折り合いがつかなかったこれです。

現場と経営者の軋轢というんでしょうか?

正直当時の状況を正確に覚えている訳ではありません。

仕事の中でいつの間にか自分が何をすればいいのかわからなくなってしまった。

そして、自分がやってきたチラシ配りなどを続けるしかなかった。

そんな状況で身体にも異変がおきてきました。

呼吸もまともに出来ず、眠ることも出来ない。

そんな状況で病院に行ったら「うつ病」と診断。

自分でも状況を飲み込めずに会社に報告したところ翌日には解雇命令。

2年半務めた会社をあっさりと辞めさせられました。

その後は自宅に引きこもり。

昼夜逆転で早朝に寝て夕方に起きる。

何も考えずにゲームをする。

そんな生活を繰り返していて友人に助けてもらいながら

社会に復帰していきました。

35歳 2度目のうつ病

2度目のうつになったのが2015年夏。

1度目のうつから10年。もうなる事はないと思っていました。

当時僕はとある会社で社長をやっていました。

この時のうつは切っ掛けはわかりません。

プライベートでも当時付き合っていた彼女とゴタゴタしてたし、

仕事でも行き詰まりを感じていました。

人間関係も最悪。

1つだけ言えることは全て「自分だけで解決しよう

そう背負い込んでいたんですよね。

そんな中で自分が壊れていく事だけはわかっていました。

  • 「何をすればいいのかわからない」
  • 「正常な判断が出来ない」
  • 「感情が湧かない」

どんどん負のスパイラルにはまっていきました。

当時病院には行き始めていました。

担当医からはドクターストップがかかっておりそれ以上頑張ったら壊れる。

まで言われていました。

しかし、僕は責任感をまっとうするために頑張り続けた。

やっぱり無理でした。むしばまれた心はズタズタ。

最終的には歩行困難の様な状態になり、電車を待つホームで飛び込みなんかも考えたりしたわけです。

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それがきっかけでした。

社長でありながら休職するという選択肢を選び、休養しながらブログを書き続けてきたという感じです。

今では社会復帰していますが、復帰するまでには1年以上の時間がかかりました。

大きな2度のうつを経験で感じる事

僕の人生の中で2度経験したうつ病。

その時起きた出来事を今でも正面で受け止めれるかときかれると正直まだわかりません。

おそらく未だに僕の心の底には恐怖心や罪悪感がくすぶっています。

昇華するにはもう少し時間がかかるかと思っています。

ただ、この経験を通して学んだ事、気がついた事、知った事はたくさんあります。

それがこれです

  • 自己探求の大切さ
  • 自分を大切にする

自己探求の大切さ

まず最初に気づいたのが「自己探求」の大切さです。

うつ病である以上、自分をしっかりと見つめる必要があります。

それに気づく事ができ、本を読んだり、ノートを書いたりして自己探求をすすめていきました。

1度目のうつの時にはそれがわからずにただ休むだけでした。

しかし、2度目のうつでそれに気づく事ができ、自分と向き合いひたすらにケアできたんですよね。

自分を大切にする

もう一つが「自分を大切にする」こと。この重要さに気づく事ができたんですよね。

どんな状況でも自分を助けるのは自分しかいません。

自分を大切にしていれば自分で自分を苦しめるような事はしません。

逆に自分がどうすれば癒やされるのかを知る事も可能になる。

いずれも、自分を大切にしなければわからないことです。

うつは悪なのか?いいことなのか?

僕にとって「うつ」は苦しみでしかなかったです。

この時期の自分はひたすらに自分を傷つけていたし、苦しめてしました。

でも、悪なのか?

と聞かれると」とは言い切れません。

なぜなら「自分を見つめる」「大切にする」という切っ掛けを与えてくれたのは他でもない「うつ病」なんです。

でも、やっぱり決して「うつがいい」とは思いません。

なにより苦しいですから。あの苦しみは体験した人じゃないとわからない。

3度目は起きて欲しくありません。

とはいえ「悪」と切り捨てるのも違います。

「うつ」はそれまでの自分を振り返る切っ掛け。ただそれだけなんです。

今日のポイント

以上、僕のうつ病の体験談でした。

今まで僕自身この事に蓋をしてきました。なぜなら辛い思いでしかないから。

しかし、そこに引きずられているわけにもいきません。

もっと前に進むために、それを断ち切る為にも敢えて語っていきたいです。

あまかず
もし、アナタが今「うつ病」だとしたら、それは「自分が自分に発しているSOSの信号」。だから気づいてあげてください。ご自分自身のことに。

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