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「うつ病ってどんな症状があるの?」
「もしかして自分ってうつ病ではないのか?」
この記事はそんな方に向けてかいています。
かつて僕は2回うつ病を経験しました。
2回とも出た症状まったく異なる物だったんですよね。
おかげで自分がうつだと認識するのに時間がかかりました。
今回は僕が経験した症状をご紹介していきます
過去2回の「うつ病」で僕に起きた症状
こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。
今回は僕がうつ病だったときにどんな症状だったのか?をご紹介します。
過去2回のうつ病で出た症状は異なる
僕は過去に2度目のうつ病を経験しました。
今思い返してみても当時はしんどいく苦しい体験でした。
ただ、今だからこそ感じる事があります。
それは、病気の症状が1回目と2回目では全く異なる物だったという事。
症状がどうちがうのか?
うつ病なんだから毎回似たようなもんだろ?
そう思うかも方も居るかもしれません。
実は症状の出方は違うんです。
1回目と2回目の大きな違いは「身体にでるか」「心にでるか」の違いでした。
1回目の僕が体験したうつ病の症状
では僕がどんな症状を体験したのか?
1回目のうつ病は2004年頃でした。
主に起きた症状は具体的にこんな感じです。
- 不眠
- 呼吸不全
- 胃潰瘍
この3つがメインでした。
症状は主に身体に出てきました。
おそらく細かい物もあったと思いますが、もう15年以上前なの記憶の彼方に無っしまっています。
なので覚えている範囲での症状です
不眠
まずは不眠です。これがとにもかくにも辛かった。
夜寝ようと思っても眠れない。寝れても眠りは浅くすぐ起きてしまう。
寝ようと思って布団入っても眠れない。
3時くらいになってようやく眠れる。そして、翌朝の7時には起きて仕事に向かう。
この状態が半年近く続きかなりしんどかった。
療養中もこの影響で朝方に寝て昼くらいに起きる。
そんな生活をしていました。
呼吸不全
続いて顕著に表れたのが「呼吸不全」の症状です。
呼吸が極度に浅くなりすぎてまともに出来ない。
常に全速力で走った後みたいに息が上がっている状態になっていました。
そして、胸が圧迫されたような感覚。これもなかなかしんどい状態。
正直ヤバいかなと感じていました。
胃潰瘍
続いては「胃潰瘍」です。
当時胃の状態も毎日重くおかしい状態でした。
胸焼けも激しかったですし、吐き気なんかもしんどかった。
病院で胃カメラをしたら「胃潰瘍」だと診断されました。
ちなみに数年後ピロリ菌持ちだと言うことがわかりましたが、
この時の胃の状態は普通ではない状態です。
明らかにうつが影響しているのかなと。
2回目の僕が体験したうつ病の症状
2015年には2度目のうつ病と診断されました。
この時の症状は1回目と全く異なる形ででてきました。
と言うのも心の面で出てきたんですよね。
おかげでうつ病と気づくのに時間がかかってしまいました。
ではどんな症状だったのか?
- 感情が不安定になる
- 周囲に恐怖心を抱く
- 思考回路が回らない
- 無気力
- 自己否定が激しくなる
- フラッシュバック現象に悩まされる
- 脱毛
- 歩けなくなる
というよな症状です。
身体にも出てくる部分はありましたが、心の面での症状が顕著でしたね。
感情が不安定になる
うつ病がひどかった頃、感情が非常に不安定でした。
仕事中に突然涙があふれ出すことが多々ありました。
トイレに駆け込んで良く泣いていたことを記憶しています。
原因は後述する自己否定ともつながっているでしょう。
どうしようもなく自分が小さく見えて泣いてしまったという感じです。
周囲に恐怖心を抱く
2度目のうつの時は人間関係にもかなりの影響を与えました。
それは周囲が怖くて誰とも話せない、誰も信用できない。
そんな疑心暗鬼にかられていました。
自分の周りはすべて敵だ。自分を攻撃してくる。そんな思い込みもしていました。
なので、極力誰とも会わないようにして居ました。
人と付き合うことを避け始めたのはこの時からです。
思考回路が回らない
一番しんどかったのは思考回路が回らなかったこと。
当時は社長をしていたのでやることはたくさんありました。
しかもかなり大事な時期で自分がやらねば誰がやるというような状況。
しかし、頭が回らずどうしていいかわからない状況。
そして、何から手を付ければいいのかわからない。
やり始めてもすぐにわからなくなってしまう。
そんな事が多々ありました。
おかげで、いろいろやりたい事ややっていた事もあったのですが全部中途半端になってしまうことになったんです。
無気力
うつになると良くある「無気力」。
これにも苦しめられました。
今まで楽しかった事に面白みを感じなくなり、
何もやりたくないという無気力が僕をおそっていたんです。
コレもかなり苦しかった。
と言うのも自分が楽しい事が今日に興味が無くなるのはつらい。
それだけに留まらず、仕事面においても無気力で手が動かない。
全てが出遅れるそんな状態で苦しんでいました。
自己否定が激しくなる
うつの時にやっていた「自己否定」はかなり重症でした。。
この時の自己否定は本当にヤバかった。
というのも、「自分の存在自体」を否定するほどに自分に嫌気がさしていました。
いっそ自分がいなくなれば全てが解決する。
そう思っていたんですよね。
あわや自分を無くしてしまいそうになるなんて事もありました。
フラッシュバック現象に悩まされる
うつ病を治療している最中にによくあった症状です。
嫌なことが脳裏にフラッシュバックのように思い出されるんですよね。
しかも鮮明にです。これがかなりしんどかった。
療養中に調子がいいときでもこのフラッシュバックが原因でうつ状態に戻ってしまう。
その事についてはこのブログでも何度か触れている症状です。
おかげで無気力で何も出来ない時間をたくさん過ごしました
脱毛
この時のうつ病の症状が身体に表れた例が脱毛でした。
しかもかなり顕著に表れています。
というのも、当時髪の毛がめちゃくちゃ抜けてしまいました。
シャンプーをやっても髪の毛がたくさん抜ける。
寝て起きても髪の毛がたくさん抜ける
おかげでかなり薄毛になったんですよね。
最初は加齢を疑いましたが量が尋常じゃありませんでした。
また、決定的だったのか髪の質まで変わってしまったこと。
僕は剛毛だったのですが、この時は軟毛に変わっていたんですよね。
これら驚きでした。
うつから抜け出せた時には良くなって今では元に戻っています。
歩けなくなる
歩けなくなる事は1度だけありました。
1度だけならたいしたことは無いと思われてしまうかも知れません。
しかし、僕にとってはこれほどの衝撃は今までにありませんでした。
きっかけは、仕事中に部下と衝突したことが原因。
その日の帰りに歩けなくなってしまいました。
足が思うようにうごかないんです。
動かせたと思ってもわずか10センチとかそのくらい。
歩けなくてすぐにしゃがみ込んでしまう。
普段なら15分くらいかかる道を1時間かけて移動した記憶があります。
この時は本当に「自分は居なくなった方がいい」そう考えて、あわやと言う事態までに陥りました。
自分のしんどい状態が極限でまでオチ詰められてあらわれた状態です。
苦しい体験を今後の糧にする
僕の身体に起こったうつ病の症状。
今こうして振り返って見てもつらく苦しい体験だったことを記憶しています。
しかし、苦しい体験というだけで記憶の奥に封じてしまっていては、
同じ事を繰り返すかもしれません。
なので今回こうやって自分のなかで整理すると言う意味で症状を書きだしてみました。
同じような症状がおこらないようにするにはどうしたらいいか?
自分自身としっかり対話する事で負担をかけすぎないようにする必要があります。
また、状態によっても心に出るか身体に出るか変わってきます。
その辺も意識した上で自分でケアしていく必要がありますね。
自分を守れるのは自分しかいませんから。
今日のポイント
以上、過去2回のうつ病で僕に起きた症状でした。
現代社会でうつ病はとても身近な物になっています。
心の風邪とも言われるようになりました。
もし、今回僕が紹介したよな症状に心当たりがある方は、
一度Web等でチェックしてみてはいかがでしょうか?
手遅れになる前では遅いです。無理せず自分をいたわってくださいね。
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