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- 「うつ病の人はどう接したらいい?」
- 「何をしてあげたらいい?」
うつ病になると自己否定や自己嫌悪で苦しくなります。
そんな時に周囲による干渉はとても辛く感じます。
そっとしておいて欲しい。僕の経験でもそでした。
優しく見守って上げる事が大切なんですよね。
あまかず
こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。今回は僕がうつ病の時に嫌だった事についてです。うつ病だから心配しちゃうこともあります。そんな時は寄り添ってあげるだけでも違うんですよね。
うつ病の時に嫌だったこと
僕は2度のうつ病を経験しました。 重く苦しい経験だったという事は今でも記憶しています。
うつ病の時に1位、2位を争うほど嫌だなぁと思ったことがあります。
それは何かというと以下の二つ。
- 自分の症状
- 周囲からの干渉
前者は病気なので仕方ない。しっかりと向き合って行く必要があります。
ゆっくりとなんとかしていく事が必要です。
後者は勘弁して欲しいと思いました。正直ほっといて欲しい。そんな感情さえ湧いてきました。
しかし、相手は善意でやっているので断りづらいんですよね。
干渉されるのがなぜ嫌なのか?
なぜ干渉してくるのを嫌だと感じたのか?
それは自分が「ダメ人間である事の烙印を押されているような感覚」を覚えたからです。
なぜなら、自己否定が激しくなっている上に、ちゃんと出来ない事への自己嫌悪。
自分のなかで自分の中でパニック状態になっています。そこに周囲による干渉。
ただでさえテンパっているのに、干渉によって逆に追い詰められているような感覚。
もちろん干渉している側は善意で、良くなってもらいたい気持ちがあるのは今ではわかります。
でも当時の僕にはそれがわからなかったんです。
僕の体験談
僕が2015年にうつ病にかかった時、その事をごく数人の友人に告白しました。
その時の対応はそれぞれでした。驚く人、心配する人、何も言わない人。
なかでも友人2人の対応は顕著でした。
- 一人は熱い言葉をかけてくれたり、いろいろとアドバイスをしてくれた。
- もう一人は何も聞かず、特に何もせず一緒に酒を飲んで歩いてくれた。
この時僕はどちらがよかったか?
圧倒的に後者です。
なぜかと言えば、普段通りに接してくれたからです。
当時の僕はうつ病とは言え自分の状態が「正常」であり「普通」の状態だと信じ込んでいました。
なので、いくら善意でアドバイスされても「自分がダメなやつ」と自己否定されていような感じになりました。
アドバイスされる自分は異常だ。おかしい。正しくない。と自分を追い詰めるような考え方をしてしまったんです。
普段なら笑い飛ばす台詞も真に受けて落ち込んでしまった。
一方で普段通りに接してくれた方はとてもありがたかったです。
何も聞かず、踏み込まず、ただ、一緒にいてくれる。
ほっとしました。とてもありがたかったです。
過干渉されると苦しくなる
うつ病の時は周りがその人によかれと思ってやることが当人を苦しめることになる。
そんな裏目に出ることがたくさん起こりえます。
本人は「正しい・正常」と思って行動していたり、当たり前が出来なくて、苦しんでいる時もあります。
干渉することにより、本人が深い自己否定になってしまう事もあります。
だから周りは焦らずにそっと見守っていて欲しい。
もし、辛そうだったら寄り添ってあげる。
僕の経験上これが一番の対応だといます。
もちろん自傷行為など危険な行為をしそうな時は話が別。そこは注意してください。
今日のポイント
うつ病の時、自分としてはまずマイペースで「生きたい」と考えています。そこにあれやこれや世話を焼かれるのは逆にプレッシャーなんです。
周囲から見ておかしいと思っても、本人は正しいと思って行動しているんです。
だからそれを阻害するような事はその人を追い詰める事になります。
あれやこれや世話をやかずに見守る事が大切なんですよね。
あまかず
うつになるとどう接していいかわからなくなることはあります。ただ、見守って上げる事の重要さ。その辺を知っておいてもらえるとうつ病の人とても嬉しいのかなと
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