肉物語 Sガストファントム

ハンバーグって美味しいですよね。

僕の大好きなメニューの一つです。

なかでも「Sガスト」のハンバーグは凄いんです。

メニューのバリエーションの多さは半端ない。

今回はその「Sガスト」のハンバーグについて語ってみました。

 

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ハンバーグ。

挽肉とみじん切りにした野菜にパン粉を混ぜ、塩を加えて肉の粘性を出し、卵を繋ぎとしてフライパンで加熱して固めた料理の総称。

ドイツのタルタルステーキが発祥と言われている肉料理。

大人から子供まで万人が大好きなメニューである。

お弁当に入っているととても嬉しい。かくいう僕もうれしい。

ハンバーグを嫌いだという人はアーティスト「宇多田ヒカル」さん意外僕は知らない。

その実、凡庸にして汎用。

組み合わせ次第でいかようにも楽しめる。

ありきたりだが、無限の可能性を秘めているのが「ハンバーグ」なのである。

 

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なぜ今回僕がこうしてハンバーグについて語り始めたのか。

まずはその事についてお話しよう。

遡ること数日前。Twitterにてフォロワーのこぼりたつや氏の発言に事を発する。

 

こぼり氏曰く「【今日ファミレスに行ってハンバーグを食べました。美味しかったです】 これを3000文字以上に膨らませて書く。画像・イラスト・動画の使用及び文字装飾禁止」

 

僕も文字書きのはしくれ。こんな面白い企画に乗らないわけにはいかない。

 

そして、なによりハンバーグについては僕も並々ならぬ思いがある。

なにせステーキハウスに行ってもステーキには目もくれず頼むのはハンバーグ。

ファミレスにいっても大体はハンバーグを注文する。

それだけ僕が大好きなメニューだ。

ならば僕も語らざる終えまい。

 

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今回のお題は「ファミレスのハンバーグについて」。

ファミレスのハンバーグについて語りたいことは山ほどある。

静岡のさわやかで食べた「げんこつハンバーグ」に始まり

サイゼリヤの「ディアボラ風ハンバーグ」、

ガストの「チーズインハンバーグ」

などなど語り出したらきりが無い。

 

しかし、僕がハンバーグを語るにあたって欠かせないお店がある。

それが「Sガスト」だ。

 

「ガスト」というとファミレスをイメージする方が多いであろう。

そう、「Sガスト」はすかいらーくグループが展開する店舗の一つ。

ただ、通常のガストとは大幅に異なるところがある。

それは大手牛丼チェーン店のような形式の店舗なのだ。

つまり「Sガスト」はガストのファストフード版ともいえる。

東京・神奈川・埼玉を中心に展開。25店舗ほどある。

もしかしたら見たことがあるかもしれないという方も多いのではないだろか。

 

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そんな「Sガスト」と僕のつきあいはもうかれこれ10年以上になる。

最初の出会いは以前勤めていた会社。

会社の目の前にあったこともありほぼ毎日そこで食べていた。

また、以前住んでいた下北沢にもあり帰りが何度立ち寄ったことか。

そして、在住の地「小金井」。

東小金井の駅前にあり、そこでお昼を食べるなんて事は頻繁にあったりする。

 

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「Sガスト」はガストというだけあって様々なメニューがある

定食、カレー、丼物など多種多様。

季節メニューもたくさんあるので飽きさせることはない。

僕がよく食べるのはもっぱら定食。

メインの料理とサラダとごはん、味噌汁がセットになって500円前後で食べられる。高くても800円程度。

本家ガストだとどうしても1000円オーバーすることはあるのでそれにくらべるとかなりお得。

しかもメニュー到着まで早いのでありがたい。

 

それでは「Sガスト」メニューの話をしよう。

たくさんあるメニューのなかで2つのメニューが看板と言ってもいい。

「若鶏竜田揚げ」と今回かたる「ハンバーグ」だ。

まずは「若鶏竜田揚げ」について。

鶏モモ肉1枚を絶妙に揚げた竜田揚げは美味としか言いようが無い。

しかも、竜田揚げには2種のメニューがある。

大根おろしが添えられている「若鶏竜田定食」

タルタルがかかった「若鶏南蛮定食」

両方共に竜田揚げが2枚乗っていて食べ応えは十二分。

この竜田揚げのメニューのどちらが好きかと言えば両方。

さっぱり食べたいときは若鶏南蛮

こってりがほしい時は若鶏南蛮

なんて利用用途が可能になってくる。

 

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さて、前置きがずいぶんと長くなってしまったが本題。

今回はハンバーグの話。

Sガスト若鶏竜田揚げと双璧なすメニュー、それが「ハンバーグ」。

一見凡庸にみえるハンバーグはガストにかかれば、その汎用性の高さを知る事ができる。

と言うのも、竜田揚げは「若鶏南蛮定食」、「若鶏竜田定食」の2種類。

いささかさみしさを感じる。

しかし、ハンバーグ定食は実に多種多彩な5つのグランドメニューが存在する。

汎用と言うにふさわしいバリエーション。

 

まずはベーシックなメニュー「濃厚ミートハンバーグ定食」。

こぶし大のハンバーグに濃厚なミートソースがかかったメニューだ。

ごはんとミートソースとの相性は最高。ごはんの上にハンバーグをのせて食べれば幸せこの上ない。

凡庸なハンバーグも無限の可能性を垣間見させてくれます。

 

続いて、ミートハンバーグの亜種「とろ玉濃厚ミートハンバーグ定食」。

ごはんと相性最高のミートソースに温玉という凶悪な素材が載ったことにより、ますますごはんが欲しくなるメニューへ進化。このメニューはガチでヤバイ。

 

3つめに紹介するのが「和風ハンバーグ定食」。

どんな和風かというと、なめ茸と大根おろしがのったハンバーグ。

なめ茸と大根おろしで既にごはんのお供なのにそこにハンバーグというさらなる暴力。

もはやごはんを食べてくれと言わんばかり。

 

ここまで3品は熱々の鉄鍋に入っているメニュー。

冷めずにいただけるというなんという嬉しい心配り。流石ガスト。

 

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ここまで紹介したのはハンバーグ単品メニュー。

しかし、Sガストの真骨頂はここから始まるのである。

そう、各種サイドメニューとのコンビネーションなのだ。

まずは、コロッケ&ソーセージとセットになった「ハンバーグ&コロッケ&ソーセージ」

ハンバーグ単品だけでは物足りない。そんな時に嬉しいコロッケとソーセージ。

程よい増加量でお腹を満たしてくれる。

そして、ここからは最強ともいえるセットメニュー。

2大看板メニュー「竜田揚げ」とのコラボだ。

 

まずは、「濃厚ミートハンバーグ&竜田揚げ」。

大根おろしが添えられた竜田揚げとの魅惑のコンビ。

若鶏竜田のジューシーな肉汁と濃厚なミートソースのハンバーグを同時に楽しめるのは嬉しい。

しかも、大根おろしに飽きたらミートソースに竜田を絡めて食べるという荒技。

逆もしかり、ポン酢がかかった大根おろしと食べるハンバーグは和風その物。

一度で2つ以上の味を楽しめるメニューなのである。

そして、最後。Sガスト最強ともいえる超ヘビー級メニュー「ミートハンバーグ&若鶏南蛮&ソーセージ定食」。

クセになるタルタルがかった甘辛ソースの若鶏南蛮、ソーセージ、そして、タルタルのかかったハンバーグのガッツリ系スリーメンタッグ。

ハンバーグと竜田だけには飽き足らずソーセージも追加。

肉のオンパレードで僕の胃袋を圧迫してきます。

なにより、これがすごい。

ハンバーグにもタルタルがかかっており、カロリーモンスターと言っても過言ではない。

ご飯→若鶏南蛮→ご飯→ハンバーグ→ご飯→ソーセージの無限ループを楽しむ事ができる。

ただ、一つ問題点が無いわけではない。

そのループ、実は有限だったりする。理由はごはんが足りなくなること。

ハンバーグ、若鶏南蛮共にごはんのおかずとしては相性抜群。

ジューシーな若鶏南蛮の食感

ハンバーグの肉汁

どんどんごはんをかきこんでしまえるからだ。

そんなときは先手を打って大盛ごはん、もしくは特盛ごはんを注文しておけば解決。

欲張りたいときにはオススメのメニューなのである。

 

なんだ5つだけかと思ったかもしれない。

しかし、Sガストのハンバーグメニューはこれだけではない。

丼物やカレーなどを入れたらキリがない。

また、期間限定のハンバーグメニューも存在する。

通常のハンバーグの倍以上の「ジャンボハンバーグ定食」

2018年12月現在で発売中の「てりたまハンバーグ&からあげ定食」

季節によってユーザーを飽きさせることなく楽しませてくれる。

それがSガストのハンバーグ。

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今回のオチというかまとめ。

Sガストのハンバーグは単品では一見凡庸にみえる。

もちろん単品でもうまいことは間違いない。

しかし、他の素材を組み合わせる事で多様な側面を見せてくれる。

たくさん食べたい人、さっぱり食べたい人、簡単に食べたい人、財布に余裕がない人。

様々な人のニーズを満たしてくれる。

そして、なにより無限の可能性を秘めている。

それが「Sガストのハンバーグ」。

自在に姿を変える「ファントム」のようなメニューなのだ。

 

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