
群馬県富岡市にある「一ノ宮貫前神社」。
この神社とても珍しい神社なんです。
何が珍しいのかというと、参道が下り階段なんです。
社殿に向かって下っていくんです。
地元民は当たり前ですがとても不思議な光景ですよ。

一ノ宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)をお参り(群馬県富岡市)日本でも珍しい「下り宮」
こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。
今回は僕の地元の神社をご紹介します
ゆかりは古し貫前神社

▲こちらは総門ここから下りになります
僕の地元群馬県富岡市には不思議な神社があります。
それが「一ノ宮貫前神社」(ぬきさきじんじゃ)という神社。
この「貫前神社」ですが何が不思議かというと、社殿までの道のりが下り階段だと言うこと。
通常神社というと山の上とかにあり社殿まで登っていくのが普通です。
平地にある神社でも多生登る事はあっても下ることはありません。
それがこの貫前神社では鳥居までは上り。
鳥居をくぐり総門から社殿に向かう道は下り階段なんですよね。

▲奥にあるのが社殿。そこまでは下りです
ちなみに、このように下り階段の神社を「下り宮」といい、日本では本当に珍しい神社なんです。
貫前神社以外には、宮崎の鵜戸神宮、熊本の草部吉見(くさかべよしみ)神社があり
3つ合わせて「日本三大下り宮」とも言われています。
ちなみに見出しの「ゆかりは古し貫前神社」は上毛カルタの「ゆ」の札の読みです
貫前神社ってどんな神社?

ではこの「一ノ宮貫前神社」ってどんな神社なのでしょうか?
貫前神社は1400年の歴史を持つ神社なんです。
創建は534年頃と言われ物部姓磯部氏が氏神である経津主神を祀ったのが初めと言われています。
従って、祀られている神さまは「経津主神」(ふつぬしのかみ)と「姫大神」(ひめおおかみ)。
御利益は邪心を祓う、災難除け。地域の守護・縁結びとのことです。
とても立派な現在の社殿は徳川3代目将軍「徳川家光」公の命令によって建てられました。
なお、昭和に改修工事をした際に父も宮大工としてこの工事に関わったそうです。
なので、僕自身もゆかりがある神社だったりするんですよね。
下り宮って普通だと思っていた
僕はこの貫前神社には幼い頃からこの神社にお参りに来ていました。
僕の七五三、弟のお宮参り、年末年始の初詣など
だからこの下り宮には慣れっこになっていました。
しかし、奥さんを連れて行ったところ大変驚いていました。
やっぱり下に神社があるというのは珍しいんでしょうねぇ。
地元の人には当たりませでも実は違うって事は結構あるんですよね。
今日のポイント
以上、貫前神社についてご紹介しました。
久し振りに貫前神社に行ってきましたが神社の雰囲気は変わっておらずとても懐かしかったです。
地元の神社をお参りするのはとてもいいですね。
帰ってきたという感じがします。大満足でした
もし群馬県富岡市に行く機会があれば是非訪れてみたいスポットです。

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