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7/12は父の命日です。20年前に他界していますが、僕は今まで父との関係にかなり囚われていました。
小骨の様に心の奥に刺さり続けていたんでね。その小骨もようやく抜かれました。
僕がこの問題で一つ自分のとらわれを下ろす時がやってきました。
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父との関係。僕の囚われにより夏に繰り返されるネガティブ問題について
こんにちは、あまかず(@amakazusan)です。
今回は超個人的な話です。今まで僕の中でめちゃくちゃ囚われていたことに決着をつけられそうです。
毎年夏になるとネガティブな出来事が起きていた
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僕は毎年7月になると不調になる。
バイオリズム的にも低くなるのもそうなんですがネガティブな事件がかなりの確率で起こります。
そして、ずっとそれを夏の間引きずってしまう。
ここ何年もの間同じパターンを繰り替えていました。
ネガティブな事件は千差万別。自分が原因の時もあれば第三者から影響を受けてしまうことまで様々。
どの要素にも共通性がなかったんですよね。
でも、昨年気づいた事がありました。
それが父との関係です。
この記事を投稿している7/12はちょうど父の命日。
今までずっと父が形を変えて訴えかけていたような気がします。
僕と父との関係
僕と父の関係は良いとは言えませんでした。
良いとは言えなかったですが決して反発していたという訳でもありません。
というのも、僕が父の存在を意識していなかったんですよね。
いてもいなくてもどっちでもいい。そんな存在です。
僕が幼い頃から昔から父はよく入院いていました。
入院生活が終わっても仕事を終わって酒を飲んですぐ寝てしまう。
休日はすぐにどこかに行ってしまう。顔をあわせることも少なかった気がします。
従って僕の中で存在が希薄だったんですよね。
父への罪悪感
そんな僕が唯一持っている罪悪感。
それが父の最後をちゃんと看取ってやれなかった事です。
今でも鮮明に覚えています。
父の死は突然でした。
僕はその日、模試を受けるために学校へ。
妙な胸騒ぎがして帰宅すると既になくなっていました。
父の死を目の前にして僕は意味不明の恐怖で足がすくんで動けなかったんです。
冷たくなった父を直視する事ができませんでした。
いろいろな対応を伯父に任せてしまった。
本来僕がやるべき事だったのかも知れません。
それが20年以上経つ僕自身がずっと抱えていた罪悪感です。
父への感謝と謝罪
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実は先日参加した「3days 神奈川県・湘南ワークショップ」で、この父との問題を大まな板というセッションで取り扱って貰いました。
父との関係、感情、いきさつなど全てを話して行ったのですが・・・・
父に対してものすごい罪悪感が出てきました。
しかも、父役の方を僕は直視する事すらできないそんな状況。
複雑な胸中を抱えつつも、最終的には素直に謝罪と感謝。これを伝えられました。
もちろん墓前で本人に向かって伝えた訳ではありません。
でも、20年以上背負ってきた何かが降りた瞬間ではありました。
母から聞いた父の僕への思い
僕は存在が希薄だと思っていた父。
一方で僕のことを気にかけて居てくれたのは確かです。
父が亡くなってから1年ほどたって母から聞いた話です。
当時父は病気が再発してしまい、母と弟の3人で群馬県沼田市にある迦葉山に行ったそうです。
ここにあるお寺は天狗に願掛けをします。
父は自分よりも僕の進学のことを気にかけて願掛けをしたそうです。
自分のみよりも僕のこと。
この話を当時聞いて涙が出てきた事を覚えています。
父にとってやはり僕は自分の息子だったんだなど。
父との別れから変わっていった
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今思い返してみると、父の死から僕の人生が少しずつ変わって行きました。
大学進学を決め、右往左往しつつも今まで生きてきました。
そして、夏が来る度に何かが起きる。
きっと父もいい加減自分に囚われるのを辞めて生きて欲しい。
そんな事を僕に訴えかけていたのかも知れません。
幸いにもタイミングよくその機会を得られました。
次墓参りに行くときはしっかりと本人の前で感謝と謝罪をしてきます。
きっと父も笑顔で応えてくれるはずです
今日のポイント
以上、僕の父に対する思いについてでした。
父との関係は今まで直視する事ができない問題だったんですよね。
今までなあなあにしてきましたが・・・・ついにその荷を下ろす時が来たみたいです。
父に感謝と謝罪しつつも僕は僕の人生を進んで来ます。
今までごめんなさい。そして、ありがとう。
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